今日から全国健康保険協会(協会けんぽ)が発足。
社会保険庁解体、政府管掌健康保険(政菅健保)が廃止されての変更点などをまとめておきます。
全国健康保険協会の行う業務
健康保険の保険者として、被保険者証の発行、保険給付、レセプト(診療報酬明細書)の点検、健診や保健指導等の保健事業等を実施。
健康保険への加入や保険料の納付の手続は、社会保険事務所にて、会社を通じて、厚生年金の手続とあわせて行うが、任意継続被保険者の手続は、協会で直接行う。
被保険者証
10月1日以降に新たに協会けんぽに加入した場合や被保険者証の再交付の手続をした場合には、全国健康保険協会から新たな被保険者証が発行。
従前から政府管掌健康保険に加入していた方には、10月以降順次、協会名の新たな被保険者証への切替えが行われる。
被保険者証の切替えの手続は、一般の被保険者は事業所を通じて行われるが、任意継続被保険者には、直接自宅に郵送。
被保険者証の切替えが完了するまでは、現行の被保険者証は引き続き医療機関等で使用可。
健康保険の給付
自己負担割合や高額療養費の負担の限度額、傷病手当金等の健康保険の給付の内容は、協会設立後も変更なし。
健康保険の給付等の申請窓口や保険料の納付先
健康保険の加入や保険料の納付の手続は、従来と同様、最寄りの社会保険事務所にて、事業所を通じて行う。
傷病手当金等の健康保険の給付や任意継続等に関する申請の受付や相談は協会の各都道府県支部で行うが、当面は、協会の職員の巡回等により、社会保険事務所に申請の受付等の窓口を開設。
保険料
協会設立時の健康保険の保険料率は、9月30日までの政府管掌健康保険の保険料率(8.2%)を適用。
協会設立後、1年以内に、都道府県毎に地域の医療費の反映した保険料率を設定。
健診や保健指導、貸付事業
健診や保健指導の申込等の手続は、社会保険健康事業財団支部が行っていたものを、全国健康保険協会支部で行う。
高額医療費等の貸付事業の申込等の手続は、社会保険協会が行っていたものを、全国健康保険協会支部で行う。
ちなみに岡山県の全国健康保険協会の支部は、
〒700-8506
岡山市本町6-36 第一セントラルビル8階
全国健康保険協会岡山支部
電話番号 086-803-5780 (代表)
社労士にとって、これといって問題になるようなことはないのだが、気になるのは今後の保険料率。
試算では、都道府県によって1%程の格差が発生するとのことだが、財政状況からして全体の底上げは避けられないだろうし、今後後期高齢者医療制度の見直し等があれば大幅な上昇も考えられるような・・・。

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