
先週末から追加雇用対策の具体的な内容や、厚生労働省が検討している雇用保険の改正案などについて報道されているのでまとめておこうと思う。
社会保険労務士としては、雇用保険制度の改正案は当然だけど、追加雇用対策に盛り込まれている「派遣労働者を正社員に採用すれば100万円」という助成金が気になるところ。
画像は東京新聞からの引用。まずは、与党がまとめた雇用対策から。
・140万人の雇用下支えに3年で2兆円
・派遣社員の正社員採用に1人あたり最大100万円(大企業は半額)支給
・失業した非正規労働者や中高年のつなぎ雇用創出へ都道府県に基金(総額1500億円)を創設
・雇用保険の拡大(非正規労働者の加入条件は「6カ月以上の雇用の見込み」に緩和など)
・悪質な内定取り消しは企業名公表
・雇用調整助成金の対象に雇用期間6カ月未満の非正規労働者、新卒者も加える
・社員寮を出た失業者に敷金・礼金貸与、雇用促進住宅の提供
以上。
続いて、厚生労働省が検討している雇用保険の改正案。
・年齢が高いなどの事情で再就職が困難な失業者を対象に、失業給付の受給期間を六十日間延長。
・非正規労働者の雇用保険加入を進めるため、適用条件を「一年以上の雇用見込み」から「六カ月以上の雇用見込み」に緩和。
・賃金の1・2%である失業給付の雇用保険料率(労使折半)を2009年度に限って0・4ポイント引き下げる。
・雇用契約満了後に契約更新されず、失業する「雇い止め」への支援を強化。雇用期間が三年未満の場合、中高年を中心に給付期間を延長するほか、一年以内の場合は六カ月保険に加入すれば、給付が受けられるようにする。
以上。
なんでも完全失業率が6%になる可能性も試算されているようで、雇用クライシスなんて言われている。
ここはひとつ、大盤振る舞いで「受給資格者を採用するだけで助成金」を復活させてみてはいかがでしょうか?

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