離婚の最近のブログ記事

久しぶりに公正証書作成のために公証役場へ向かう。

うちの事務所では、岡山で一番最初に電子認証可能な公証役場となった柳川公証役場さんにお世話になっている。

ここは、関係者に公証役場の場所を説明するのにも「柳川の交差点まで来てください。」とだけ説明すれば、大抵の岡山県人が理解可能な立地条件なので便利。

行き慣れた場所なので普段は公証役場の看板など気にも留めないのだが、ふと看板をみると公証役場の名称が「岡山公証センター」と変更になっていた。

離婚給付契約の公正証書の作成依頼。離婚関係の依頼っていうのは当たり前だけど9割は妻からの依頼。

今回も妻からの依頼なんだけど、この奥さん「財産分与、慰謝料、年金分割もいらない。ただ子供のために養育費だけはなんとかしたい」とのこと。

養育費だけなら夫も簡単に合意するだろうと思っていたがこれが間違いだった。この夫、どうやら相当いい加減なヤツのようだ。

奥さん「夫は養育費の支払いと公正証書作成に同意しているが、子供とも会いたくないと言っているので面接交渉をさせない条文を公正証書にいれられますか?」

オレ「面接交渉させないってのは公序良俗に反しますから無理だと思いますよ。一応公証人にも確認しますが・・・」

このやりとりのときにピンときたんだが自分から面接交渉権を放棄する親なんて真っ当な親なら普通有り得ない。

むしろ離婚後も会いたいがために揉めるのが普通。

案の定、公証役場に出向く前日になってドタキャンしやがった。

奥さんも公正証書は諦めて調停を申し立てることに。

こうなるとオレはもう関与できないから後のことは弁護士に任せるしかない。

公正証書を巻く寸前にドタキャンってのはよくあるケース。

オレの報酬と公証役場への手数料のことは事前に説明してあるからクライアントと揉める事はなかったが、やっぱりなんだか後味が悪い。

しかし、この夫バカだねえ。慰謝料が発生するような離婚事由がこの夫にはあるんだぜ。養育費だけで済んだものを調停、裁判やったらその他ガッツリ請求されることになるよ。

逃げたいだけなのかもしれないけどそうはいかないよな。

社労士の方って意外にスポットの仕事を嫌う人は多い。助成金の支給申請は顧問契約してないとやらないとかね。

オレは行政書士もやってるからスポットの仕事にはまったく抵抗がない。

助成金もスポットで受けるけどまったく内情のわからない会社の申請をするわけだから詐欺の片棒を担がされないように万全の注意はするけどね。

スポットの仕事で一番好きなのは離婚協議書の作成、離婚給付契約に関する公正証書の作成業務。

報酬的にはたいしたお金にはならないけど、代書屋をやってて本当に良かったと思えることが多い業務なんだよなあ。

依頼人から心底感謝してもらえて、それで報酬ももらえる。

「これで新しい人生を踏み出せます。」みたいな人生のドラマがあったりする。

オレってかなり単純な人間だから、素直に嬉しかったりするわけだ。

事実、裁判やっても絶対取れないないだろう慰謝料額を受け取ってもらえたこともあるし、依頼する価値はあると思う。

ただしオレは所詮代書屋だから相手方との交渉などの非弁行為に該当するようなことは間違ってもできないから限界はあるんだよな・・・。

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